だーれもいない海…コパカバーナ海岸の朝(リオその⑤)

リオ観光3日目の朝、きのうとおとといよりは天気が良くなってきてる感じ。
すこーし、晴れ間も見えるかな?でもまだまだ空は真っ白、丘の上も真っ白だ。
そんな日だから、ホテル前の海岸も人影まばら。夏なら朝から大賑わいのビーチなんだろうに、こんなに静かだなんてね。
私たちは朝食のあと、1時間ほど海岸沿いを散歩してみることにした。


ジョギングしている人や、私たちみたいに散歩を楽しむ人が少しいるだけで、本当に淋しいビーチ。
だけど、白い砂は歩くとキュッキュッと心地よく、海の水もとてもきれい!
ここが世界的に有名なコパカバーナビーチなのねぇ。
確かに、真っ白い海岸線と、それに沿って立ち並ぶクラシカルな白いビル群の調和はとっても美しく、白と黒でデザインされた歩道がまたおしゃれさを増していて、さすが世界の観光地だわ。(って、そればっかり言ってるね)


これまた世界的に有名なホテル、コパカバーナ・パレスをバックに、砂浜を掃除する市職員(だと思う)のおじさんたちを思わず一枚。こうやってきれいに掃除しているから、美しいビーチがキープされるのね。ほんとにね、日本の海水浴場と違って、ブラジルのビーチはどこもゴミが落ちてなくてきれいなんだよなぁ。


ブラジルのビーチはいくつか見てきたけれど、サントスともレシフェとも違う、なんていうのかな、近代的すぎない落ち着きがあるというか。
とにかく、さすがリオのご自慢ビーチだなぁという感じだ。いいねぇ、リオ。


ところで数あるリオのビーチの中でもコパカバーナは一番有名で、ホテルの数も群を抜いているけれど、私は結構おとなりのイパネマ海岸を気に入ってしまった。
コパカバーナより静かで落ち着いてて、のんびりした雰囲気がいいんだよなぁ。車で通り過ぎたり、一瞬写真を撮るために立ち止まってみただけだけど、印象がすごく良かった。
今度リオに来るときは、イパネマビーチ沿いのホテルがいいなぁ。

散策のあと、今度は車で少しビーチ沿いをドライブした。
すると、シェラトンやインターコンチネンタルといった超高級ホテルの背後にファベーラ(貧民街)がそびえ立っている様子を見てびっくり。
す、すごい調和というか… 治安的に、問題ないんでしょうかね?!(というのも、ファベーラではよく麻薬闘争などが発生したりするから)


それにしてもリオは、断崖絶壁の絶景あり、巨岩の山あり、美しいビーチあり…と、ずいぶんよくばりで風光明媚な街だ。
ビーチ沿いのドライブをしながら、あぁここは積丹に向かう小樽からの道みたいだな、そういえばリオは小樽に似てるかも…巨岩のあたりは朝里温泉みたいだし、などと思わず北海道を思い出してしまった私。
え、リオと小樽、似てませんかね?!