あぁ、霧のベールにつつまれたキリスト像(リオその④)

リオ2日目も、あぁ悲しいかな、空は厚い雲に覆われているよ。
ま、雨が降ってないだけヨシとしなければ。今日はリオ名所のナンバーワンとも言える、コルコバードの丘にのぼるのだ。
両手を広げた白いキリスト像をおがむのだ。


雨が降る前に…と、朝食後すぐにコルコバードへ。車でものぼれるらしいけど、今回は、赤くて可愛い観光列車に乗って丘の頂上を目指す。
列車の乗り場にはお土産屋さんや記念写真撮影コーナーなどがあり、バリバリの観光地らしさをかもしだしていた。
ハードロックカフェのリオバージョンのTシャツなんかも売られていて、可愛かったんだけど、55ヘアイス(約2700円)もしたんだよね。
ちょっと高いよね?!


観光列車は、途中いくつかの駅を経て(誰も乗り降りしないけど)、急勾配をのぼり、30分ほどかけて頂上に着いた。
頂上は、標高どのくらいだろう?ずいぶん高いのかな?とにかく、さ、さむすぎ!!!
霧雨がさーっと流れる中、とりあえずキリスト像目指して進む… が、さ、さむすぎ!!!
やっとキリスト様の足元について、さてお顔拝見…と思って見上げたら、なんとお顔は深い霧の中〜
なんとかシルエットは確認できるものの、表情までは見えないよ。とほほ。

それでも、霧がすこし晴れた瞬間を狙えば、なんとか写真におさまる感じ。
あ、いまだ!と掛け声をかけつつ、なんとかキリスト様ポーズでおのおの写真におさまった。ほっ。
これで一応、リオに来た証拠写真を確保〜〜〜


と、まぁ、こんな状態なので、眼下に広がるリオの素晴らしい風景なんてものは1ミリも確認できず(涙)。
それだけが今回の旅行の心残りポイント。くやしいなぁ。
キリスト様よ、次に訪れるときは、かならずやそのお顔をくっきりと見せてくださいませ…
帰り道、コルコバードの美しい風景写真のパネル展示をうらめしく眺めながら、丘を後にした。


ここの列車乗り場のすぐそばに、日系人経営のお土産屋さんがあった。確か、名前は「はたの」。
そこで見つけた「天然サロンパス」と言われる塗り薬がなかなかのヒット商品!アマゾン地方で取れる成分で出来ているらしく、確かに肩こりや筋肉痛の部分に塗ると、スーッとさわやか、軽くなる感じ。
これはサンパウロでは売ってないらしいので、リオのコルコバード列車を利用する際はぜひこのお店で探してみてください。
オススメです。