ノローニャ、子連れも楽しめるビーチ、カショーホ海岸(ノルデスチその⑬)
ノローニャのビーチは、いずれも子連れには厳しい、手の届きにくい崇高な場所にあるビーチ…という印象が強いし、実際そうなんだけれど、歴史地区から程近いPraia do Cachorro、カショーホ海岸は子連れに最適な、手軽なビーチ。
歴史地区の、ヘメジオ教会からすぐのところにある階段を下りると、もうビーチに到着だ。
ここには子連れの家族も結構いたし、アレックスのような赤ん坊もいた。
波がそれなりに高いので、あまり沖まではいけないけれど、波打ち際で砂遊びや水遊びをするにはバッチリ!
ここでアレックスは砂遊びデビュー。海を怖がると思いきや、全く平気。
砂の感覚も気に入ったようで、人間ブルドーザー状態で、手のひらでぐいぐい砂を押し進んでいくよ。
口に砂を入れてしまわないかと冷や冷や… でも意外と大丈夫ね。ときどき口に運んでいたけど、やめさせればもう次は大丈夫。
お兄ちゃんの砂山を壊そうとしては怒られ、それでも果敢に攻め… 兄弟ってみているとおもしろいね。
こうやって一緒に遊べるようになったとは、本当に頼もしい限りだ。
ところでカショーホ海岸とは、直訳すると犬海岸。だからか、犬がビーチにたくさんいた。
本当は、犬が来るから犬海岸…ではなく、上から見た形が、犬の鼻先に似ているからそう名づけられたんだって。
ここは、ビーチにバーがあって、簡単な飲食ができるところが魅力。手付かずの自然が多い中で、こういう便利なスポットがあるのはありがたいね。
さらにここは、夕陽スポットとしても人気らしい。今日は雲が多かったから、見事なまんまるサンセットをのぞめないと思って、早々に切り上げちゃったけど。
ここでビールを飲みながら夕陽を待つなんて、最高だろうな〜
ここの近くにカフェがあったんだけど、その看板を見てぶっ飛んだ。各国の言葉でいらっしゃいませ〜と書かれているんだけど、日本語が…日本語が…あああ。
解読不能。よくぞこんな文字を創作してくれたわねぇ…。
そういえば、こんな小さな島でも、日本語ブーム・日本趣味は健在のようだ。
道路のペンキ塗りをしていたお兄さん、Tシャツが見事に「光」だったし。
宿の近くにあったレストラン、外見は南国風なのに、内装はなぜか日本趣味。
メニューも、ヤキソバ、鉄板焼き、てんぷら、寿司…と、なぜか日本食ばかり。興味シンシンでヤキソバとてんぷらを頼んだら、これまたすごいものが出てきたよ。
ヤキソバは、サンパウロで食べるヤキソバともまた一味違う、あんかけのあんが水っぽい不思議な味わいであった。
てんぷらは、白身魚のスティックフライといったところ。てんぷらと言えるシロモノじゃないけど、これはこれで美味しくて私は気に入った。
昨日のランチで訪れたゼ・マリアも、内装の一部に漢字らしきものがあしらわれていた。
すごいね、日本ブーム。こんな離れ小島まで。