ノローニャ、コンセイソン海岸の夕陽(ノルデスチその⑨)

島に着いたその日の夕方、さっそく、海を見にビーチを目指した。
といっても、レシフェのホテルのように、徒歩0分ですぐに海!という便利さなどはない。
ここは手付かずの自然が最大の売り物の島なんだった。


島には、いくつものビーチが存在しているけれど、どこに行くにも結構大変。階段を何段も下りたり、でこぼこ道をバギーで進んだりしないとたどり着けなかったりする。
たまたま宿から歩いて行けるところに、ひとつビーチがあるという。ちょうど夕陽の時間だったし、さっそく、ダンナはアレックスをおんぶっこバギーで背負って海までの小道を歩いた。
20分ほど歩いたころ、ようやく見えた海は、Praia da conceição、コンセイソン海岸という。
サーファー向きの、波の高いビーチだった。砂浜には、サンセットを待つ人たちがすでに集っていた。


巨大な岩の横に沈み行く太陽が、とても小さく見えた。