現地旅行会社ツアーでゆくレシフェとノローニャ・計画編(ノルデスチその①)


日本からソグラが初めてブラジルに遊びに来る、しかも6週間という長期だ。
せっかくだからサンパウロだけでなく、ブラジルらしい観光地を見てもらいたい(そして実はそれを口実に自分たちも国内旅行をしたい!)という思いから、今回、初めてダンナが1週間の休みを取った。
これまで、2日間休みをもらって土日を含めて3泊4日というのが最長だった私たちの旅。
今回は、1年に一度とれるかとれないかの長期休暇である…なんとも貴重なお休みなのである。


だからこそ行き先選びには非常に慎重になった。
まず行ってみたいところを挙げると、
アルゼンチンのパタゴニア。ペルーのインカ帝国。アマゾン。イグアス。リオ。サルバドール。
いずれも超人気の旅行先だけど、まだ私たちは未体験。
長期となると、やはりパタゴニアかペルーでしょう…といきたいところだったけど、
ペルーは高地であるため乳児と還暦を過ぎた義母の体調が心配、それに黄熱病の予防接種も必要。
パタゴニアは、9月だとまだ寒くて観光シーズンではない。
うーん、それ以外はなぁ、別に1週間も休まなくても行けるとこだしなぁ。


で、思い出した。憧れの小島、フェルナンド・ジ・ノローニャがあるじゃないか!
ここについては、後に詳しく説明するけれど、日本じゃほとんど知名度がない島。しかしブラジルでは誰もが憧れ、新婚旅行で行きたい場所ナンバーワン(?!ほんとか?!)と言えるようなリゾートなのである。
そこに行くには、ナタウもしくはレシフェというブラジル北東部の街から飛行機で1時間半ほど飛ばなければならない。
便の接続などを考えると、都市に3〜4泊、島に3〜4泊、合わせて7〜8泊というツアーが一般的…ということになるようだ。


私たちはナタウではなく、レシフェという街で3泊し、ノローニャで4泊するプランを選んだ。
予約を入れたのはリベルダージにある日系の大手代理店だが、実際に利用したツアーは、サンパウロの現地旅行会社が企画販売しているもの。
つまり、日本語ガイドはなし。前回、パンタナルで到着後の一部始終をお世話してくれた日系人ガイドのおじさんのような頼れる人は、いない。


さてさて。果たして無事にツアーを満喫し、サンパウロに帰りつくことが出来るのでしょうか…。
試されるポル語力???