母子で予防接種


自分自身の覚え書きのために。
今日は親子3人で予防接種へ。アレックスを生んだ病院に併設されている、民間の予防接種所である。
ブラジルではタダで予防接種を受けようと思えば、日本で言う保健所みたいな公的機関があって、そこに行けば良いのだけれど、なんとなく出産の流れでその民間のところに行っている。


しかし予防接種って高いのね…。
今日はアレックスのPneumococica混合の最終回。これが230へアイス(約11500円)。
コイのA型肝炎最終回、85ヘアイス(4500円)。
そして私も。A型とB型肝炎の混合最終回、123ヘアイス(6000円)。
トータルで2万いくらもかかっちゃうのね…。
赴任前にほとんどの駐在員(とその家族)が必要な予防接種を受けてくるけれど、私は当時、妊婦だったので、大事をとって受けなかったのだ。なので、今頃受けているのだ。
とりあえず、全員、これでひととおりの接種が終わった。ホッ。
あとは、アマゾン旅行に行く前に(って、予定はないけど)、黄熱病の予防接種だな。
これは公的機関で受けてみようかな…。


それにしても。コイの予防接種に対する恐怖心はなんとかならないものだろうか。
打つ前から大泣きなんだもの。
今回は3人とも受けるから、当然のごとく、ママが最初に受けて泣かないところを見せつけた。
さぁ次はお兄ちゃんだね、まさか赤ちゃんを先にやらせないよね?とうながすも… 看護婦さんが注射針を持つや否や、体をこわばらせ、張り裂けんばかりの大声で泣き叫ぶ。
あ、あのー。まだ痛くもかゆくもないはずなんですけど。
今から泣いたら、実際、針が刺さったときどうすんの???


大騒ぎして、私も必死でコイの体を押さえ、なんとか完了。
ふーーー。これが一番疲れるよ。
終わったら意外と大丈夫だったじゃん?みたいな顔をして、でも泣き止むのもかっこ悪い?みたいな様子で、コイはその場にたたずんでいた。
で、何もわかっていないアレックスは、一瞬ヘンな顔をして、針が太ももに刺さった瞬間はビエーンと泣いたけど、すぐにケロッとした。さすが、無知は強い!


アレックスは、今度1歳になったらまた別の予防接種がある。
ブラジルは子どもに対する予防接種の種類が多いなぁ、ほんと。
任意のものも多いけどね。