久々にサッカーの盛り上がり

昨日は、ワールドカップ以来、ブラジルにとってとても重要なサッカーの試合がふたつもあった。
ひとつは、新生ブラジル代表の初戦。ノルウェーとの親善試合だ。
これはブラジル時間の午後3時キックオフ。
もちろん、だからといって今日は会社や学校が休みになることはなく(笑)、
人々は普通に過ごしていたけれど、やっぱりバールやレストランでのテレビ画面はサッカー!
ちょうど私はその時間帯に街角の庶民的なランショネッチ(軽食を出す食堂)で
コーヒーを飲んでいたんだけど、店にいたお客さんは皆、やっぱりテレビに注目!!!
店員さんも、仕事をそこそこに、ちらりちらりと画面を見に来る。
そして「新しいチームは結構いいんじゃないの?」とか、サッカー談義を繰り広げていた。


結局、1−1で引き分け?
ノルウェーって結構強いんだね…。


そして夜。なんと10時という、良い子はもう寝ているような時間から
もうひとつの重要な試合が始まった。
南米杯、リベルタドーレスと呼ばれるリーグ戦の決勝戦である。
これに勝つと、日本で行われるトヨタカップに出場できるというもの。日本のサッカーファンの皆さんにはおなじみですね?
去年はサンパウロが出場したのでした。


で、今回はそのサンパウロインテルナシォナウ、まぁ英語風に言うとインターナショナル、ですな。ポルトアレグリ(南部の都市)のチームだそう。
サンパウロは去年日本に行ってるんだから、今年は違うチームが行けたらいいな…くらいの
感覚で、ろくに熱意を持って見ていた訳ではないのだけれど、どうやらインテルが勝利したようです。


街では、得点が入るたびに花火が鳴り響き、試合終了後にも、もう深夜12時だというのに
バンバン賑やかに鳴らされておりました。
寝た子も起きちゃうよ!!!


それにしても、サンパウロ市民としては、サンパウロが負けたんだから花火を鳴らして喜ぶのは変なんじゃないの?
それとも、サンパウロのライバル、コリンチャンスやパウメイラスのファンが、サンパウロの敗退を喜んで花火を鳴らしたのかなぁ?


そんなわけで、サッカーの盛り上がりは相変わらず…のブラジルなのでした。