子連れパンタナールツアー⑧ホテルのこと

乗馬ツアーを終えるともうお昼近かった。あわてて部屋の荷物をまとめ、ランチを取った。
このホテルでの食事はすべて料金に含まれていて、朝昼晩と同じレストランで日替わりメニューのビュッフェを利用するというスタイルなのだ。いわゆる食べ放題だ。
そういうタイプだから、味にはなんとなく期待していなかったんだけど、これがなかなか美味しくてびっくり。


たとえば、このあたりでとれるという川魚「ピンタード」や「パク」という白身魚の料理。
野菜と煮込んだり、フライ(下の写真)にしたり、バリエーションもいろいろで、どれもすごく美味しかった。川魚ってどうも生臭いイメージがあったけど、全然そんなことはなくて、むしろ肉厚でほろりとしてて柔らかくて…すっかり気に入ってしまった。


魚のほかには、チキン、ビーフ料理。フェジョン(豆の煮込み)と油ご飯、スパゲッティ(やっぱりここも茹で過ぎ)、ファロッファやコウビなどのブラジル料理などなどが並んでいた。
ついつい毎回とりすぎて、私の皿はいつもこんな状態… 美しくなくてごめんなさい。



と、料理が満足できるという点は、ホテル選びにおいて非常にポイントが高いわけですが、
このホテルはそれ以外にも満足できる点がたくさんありました。
部屋は清潔で気持ちいいし、シャワーのお湯の出具合も全くストレスなし。(ブラジルのホテルではここ重要!!)
タオルもしっかりした品質で使いやすかった。残念ながらシャンプーはついてなかった。
これだけのリゾートホテルなんだから、シャンプーくらいあると思ったのになぁ。
日本では、どんな地方の小さいビジネスホテルにだって、石鹸とシャンプー、歯ブラシ、タオルくらいは常備されているよね?しかしブラジルでは、石鹸、タオルまでは付いてても、シャンプーはかなりまれ。歯ブラシに至っては…えーとサンパウロ市内の高級ホテルにはあったっけか?というくらい、見かけないものなのだ。
ブラジルのホテルにお泊りの皆さん、シャンプーと歯ブラシは必携ですよ。


敷地内には子どもが遊べる大きな遊具があったり、シネマサロンやカラオケサロンがあったり、お楽しみには事欠かない。ホテルが主催するお楽しみプログラムがちゃんとあって、たとえばプールでのアクアビクスとか、夜のダンス会など、自分が参加したいと思うものに参加できるのだ。


プールサイドにはバーもあり、水につかりながら、もしくはビーチパラソルの下で寝転びながらビールというのもOK。今回は時間があまりなかったから、プールには1度しか入れなかったけど、幼児用の浅いプールもあって楽しめた。
よくぞこんなパンタナルの奥地に、これだけの一大リゾートを作ったよなぁ…と感心させられる。
一大リゾートと言っても、どこか素朴な雰囲気の残る居心地のいい施設だったので、子連れな私たちにはぴったりだったのだ。

ホテルはここ。
Hotel Sesc Porto Cercado 
通称、ホテル セスキパンタナール と呼ばれているようです。