国際色豊かなクラス

今日はサンバのレッスン日。
私が通っている教室は、日本に本部がある「三和学院」という学習塾のサンパウロ校。
ここではもちろん進学塾としての適齢期の子ども達に受験指導をしているんだけれど、
それとは別に、サンバや打楽器、ギターに歌、シャドウボックスなどなど各種カルチャーコースが設けられている。
スタッフは日本人と日系人、もちろんやりとりはすべて日本語OK!
そして受講生ももちろん日本人の駐在員夫人ばかり!…と思いきや、実は結構地元のブラジル人や他の国から駐在で来ている御婦人たちにも人気が出てきているようなのだ。


その証拠に、私のサンバのクラスは、私のような駐在妻が半分で残り半分が非日本人。
生粋のブラジレイラが一人と、インド人駐在妻が3〜4人、そして中米出身の御婦人もいる。さらに、日本から遊びに来ている駐在妻のお母様も1ヶ月だけレッスンに通う…なんてケースもある。
そんな感じだから、レッスンはポル語・英語・日本語が飛びかう、なかなかインターナショナルな雰囲気が漂っているのだ。


サンバを教えるエレーナ先生(仮名)はもちろん生粋のブラジレイラなので、基本はポル語で指導する。だけど最近、日本語もずいぶん身に付いたようでだいぶ日本語混じりになってきつつある。
そして英語は、生徒同士で教え合うときに活躍している。
先生が言ったことがイマイチ理解できないとき、ブラジレイラが日本人に英語で伝えたり、日本人がインド人に英語で伝えたりする。結構おもしろい光景!


そんなこんなで、賑やかに和気あいあいとすすめられるサンバレッスン。
私もかれこれ丸3ヶ月が経とうとしている。3ヶ月って結構長いよね。
それなのにまだまだ満足に体が動かないよ。腰をなめらかに動かすのは、私たち日本人にとってやっぱり難しい―――。いや日本人でも素敵に踊っている先輩はたくさんいるけどね。
こればかりは踊りのスジというんだろうか、絶対、体の中の細胞の仕組みが違うんじゃないの?って思う。
でも、こんな私でも、少しは回を重ねるごとに体が慣れてきている気はする。
今日はなんとなく、先輩の足さばきに少し近づけたような気がした。コツがつかめた感じ?!


早く、頭で考えなくてもカラダが自然に動き出すようになりたいな…。
そして、サンバ体型に少しでも近づきたいよ…。(最近、いやもう数ヶ月か?さぼり続けているピラティス…ううう…)