2ヶ月ぶりの発表

ここんとこなかなか日記を更新できなかったのは、今日の勉強会に向けての準備でパソコンを駆使していたから。
私にとって、パソコンに向かう時間は限られている(というか、仕事をしていない今、やろうと思えば無制限にパソコンに向かえるけど、一応自分の中で決めている…)。
なので、その時間を勉強会用にとられちゃうと、ブログタイムが減っちゃうというわけなのだ。それはそれで淋しいのだけれど、勉強も2ヶ月に1回程度のペースだしね。


今回私は、ブラジルの1800年代中盤から1900年代に入る直前の時代について勉強してまとめて発表した。第二帝政と言われる時代、ドン・ペドロ2世という皇帝が世を支配していた時代だ。
その頃のブラジルは、ポルトガルから完全に独立し、ブラジルという国として政治的にも経済的にも独自に歩み始めた、とても重要な意味のある時代なのだ。
その頃、奴隷解放も実現したし、今もなおブラジルの主要産業であるコーヒー栽培が始まった時代でもある。
ヨーロッパからの移民が大量にサンパウロに入り始めたのも、この時代。


そんな歴史を少しずつ紐解いていく作業は、大変だけど結構楽しい。
ラテンアメリカの歴史、しかもブラジルの歴史なんて、学校ではほとんど教わらないからね。今になって新しく知ることばかりで、とても興味深い。
歴史が少しわかると、今のブラジルがこういうふうになっていることも、なんとなくわかってくる。歴史は今につながっているんだな、確実に。
国の歴史も、人の人生のように波乱万丈で、それぞれに深いドラマがあるんだなぁ…
なんて子供みたいな感想だけど、中学や高校のときに「歴史」として勉強したとき以上にそれらに感動し、おもしろさを感じながら勉強している。
ふふふ、それはきっと「試験」を伴わない勉強だからだろうね。



勉強会、なんていうと堅苦しい響きがあって、最初はちょっと引いてた私たちだけど、同期のメンバーに恵まれていることもあり、いつも楽しくすすめられている。
何かを学ぶとき、学ぶ側の姿勢によって理解度は相当違ってくるんだろうなぁ、と実感する。
学校の勉強だって、自分がおもしろいと思えれば、学ぶこと・知ることがどんどん楽しくなる。試験の為にやらなきゃ、という義務感が先にあれば、おもしろさにはつながりにくくなる。
子どもには、勉強のおもしろさを自然に知ってもらえたらいいなぁと思う。
もしくは、親として、自然に勉強のおもしろさを伝えられたら(さりげなくね)なぁ、と思う。もちろん試験も大事だけどね、試験だけのための勉強じゃないんだよってこと、うまく伝えられたらいいなぁ。