巨大なアジを使って


今日は金曜フェイラの日。
冷凍庫の魚ストックがほとんどなくなっていたので、今日はしっかり魚を買うぞ!と心に決めて出かけた。
すっかりなじみとなった魚屋さんで、日本語ペラペラの日系人店員さんに今日のおすすめを聞いたら「アジ」と「ブリ」だと言う。
アジは確かに立派… っていうか、アジってこんなに大きい魚だっけ?
いつもランチの焼き魚定食で食べてたアジの塩焼きは、もっとちんまりと皿に乗っかってたよね?
そもそも日本では、魚をまるごと、姿のまま買い求めるという機会がほとんどないから、基本的なアジのサイズなど知る由もない私。とりあえず、一番小さいのを一匹買ってみた。
これは、頭を残して内蔵だけ取ってもらった。


ブリはお刺身にするといいという。かなり新鮮なのね。
これも小さめなのを一匹、お刺身用におろしてもらった。
本当は自分でおろす練習をすべきだし、しようと思うんだけど、ついつい便利さの誘惑に負けて魚屋のおじちゃんにお願いしちゃうのだ…。進歩がないなぁ。


そして今日は味噌汁用にアサリを少々。


早速家に帰って、さぁこのアジをどう料理しよう?と、レシピ本をぱらぱらめくると…
「アジとジャガイモとあさりの蒸し煮」というものがあった。
この3者が同じ鍋で蒸し煮されるというのは、自分では想像つかないなぁ。どんな味なんだろうか…と、好奇心がムクムクと沸き、ちょうどアサリも買った事だし今日の夕食はこれに決まり!


さて、やはり今日のアジは巨大であったよ…。
まるごと一匹入る鍋って… 先日ついに購入に踏み切ったルクルーゼオーバル(楕円形)にかろうじて収まった。少ししっぽが壁に沿って丸まってしまったけどね。
料理法はとても簡単。
輪切りにしたジャガイモとタマネギを鍋に敷き、そこにアジを乗せて、そこにまたタマネギを置いてショウガの薄切りを乗せて、周りにアサリとプチトマトを置いて、塩を振って水を少し入れてフタをして蒸し煮するのみ。
味付けは塩と、オレガノなどのハーブのみ。いたってシンプル。


で、お味は…と言いますと、うーん、まぁまぁ…かな。
実は翌日のほうがおいしかったりして。塩味がよくまわってるというか。
作りたてはそれなりに美味しいけど、ちょっと淡白すぎて物足りない感じだった。
やっぱりアジは塩焼きが一番かなぁ。


ちなみにレシピは、行正り香さんの本から。久々にこの本使ったな。

おうちに帰って、ごはんにしよう。

おうちに帰って、ごはんにしよう。