旅行会社の窓口に初挑戦


来月、初めて飛行機を使った旅行をしようと計画している。
飛行機旅行、しかも2泊もするのは初めてのこと。国内旅行ならネットを駆使してよりいい条件をより安く探すことに慣れているけど、ブラジルでは初めてのこと。
そもそも旅行の相場ってものも、よくわからない…。


そんなわけで、とりあえずダンナの会社経由で、飛行機の手配だけはしてもらおうとお願いしてみたら… その飛行機運賃ってのが、もんのすごく高くて、目が飛び出たのだ。
フライト時間にしたらわずか1時間ちょっと。日本で言うなら、羽田ー大阪みたいなものよね。それなのに、日本円に換算しても羽田ー沖縄の正規料金を軽く越えるくらいの値段を表示されたのだ。ひぇぇ。そんなぁ。しかもコイだってもう4歳だから、7割程度の金額がかかってくるわけよ。
飛行機代だけで予算オーバー…。


それならホテルとエアーが含まれたパッケージを調べてみようと、今日一日かけて、電話と直接窓口でツアーについて相談してみた。
電話は、日本語が通じる日系の旅行代理店へ。幸いにしてサンパウロには日本語OKのツーリストがいくつもある。


そして直接窓口は、ブラジル最大手とも思われるCVCという代理店へ。いつも前を通ることはあっても、まさか自分がここの窓口に相談に来る日が来るとは思わなかったよ。だってポル語での交渉だよ?
だけど、少しでも安く条件のいいツアーを探すためなら、おじけづいてもいられない。
旅への情熱が、私を窓口へと向かわせたのだ。(って、大げさだなぁ)


窓口のお兄さんは早口だけどいい人で、こちらの思いを頑張って理解しようとしてくれるタイプ。さすがサービス業ね。
その甲斐あって、なんとか私のサバイバルポル語でもほぼ言いたいことは伝えることが出来た。そしてお兄さんの説明もおおむね理解できた。理解できてなさそうなところは、「こういうことでいいですか?」と、私の方から逆質問して確認…。
その繰り返しで、なんとか良さそうなツアーを見つけることが出来た。ま、良さそうと言ってもやはり祝日のからむ連休だから、通常のきっと倍くらいする値段なんだろうけど、それでも飛行機代よりも安い価格で、ホテル&エアーが実現することになりそうだ。


良さそうなツアーを見つけられたことより、私ひとりで、ポル語で、窓口のお兄さんとやりとりできたことがうれしかった。
ここに来て半年、少しは私も成長しているじゃないか!と実感できる出来事だったから。