ブラジルの公衆電話

先日、Ituの街の話題を書いたときに「巨大な電話」を紹介したけれど、そうそう、そもそもブラジルの公衆電話がどんなものかを書くのを忘れたわね。


デザインが可愛いのです。
きゃしゃな青い足に、大きなライムグリーンの丸い頭。ころんとしてて、なんとも可愛い。
最初見たときは冗談かと思ったよ。こんな可愛いデザインの公共設備が、普通に街に転がってるなんて!

どの街に行っても、これがあちこちに設置されています。ちなみに写真は、カンポスジョルダンの街にあったもの。
ご覧の通り、一箇所に2基もしくは3基セットで設置されてます。だいたい双子のことが多いかな。3基の場合は、うち1基が車椅子の方向けに足が短いもの(頭部分が低い位置にあるもの)となっていることもあります。


この電話、街を歩いていると、かなりの頻度で遭遇します。道路の1ブロック置きくらいにあるといっても過言ではないかも…。そして利用している人がまた結構多いのだ。
携帯電話がかなり普及しているとは言え、まだまだ公衆電話利用者はたくさんいるのね。


ちなみにこの電話、ブラジルでは確か「大きな耳」と呼ばれているんだそう。
横から見ると、確かに「耳」ですなぁ。


これはItuの街にあった、集合公衆電話。右側の並びには3基あったからトータル6基!
そんなに需要があるのかなぁ… 日本でも大きな駅なんかには公衆電話がズラリと並んでるけど、この場所は特に駅でも街の中心部でもなさそうだったよ。


私はまだこれを利用したことがないんだけど、どうやら街角のバンカなどでテレフォンカードを買ってから利用するのが一般的のようです。