ブラジルの炭酸飲料

ブラジル人は、子どもも大人も炭酸飲料が大好きだ。
レストランのメニューにも、
「水、ジュース、炭酸飲料、ビール」という具合に、堂々と1つのカテゴリーとして君臨している。そしてここが「コーラ、ファンタ」などと具体名でないあたりがすごい。
それだけ、炭酸飲料の種類が豊富ということなんだよね、きっと。


コカコーラ、ペプシ、ファンタなどの世界ブランドはもちろんのこと、ブラジルブランドの炭酸飲料もたくさんある。代表的なのはガラナ。北海道にもなぜかガラナはあるから、道産子のみなさんにはおなじみでしょう。私も子どものころ、イトコの兄ちゃんがよく飲んでいた光景を覚えています。(自分はあまり飲んだ記憶はないなぁ。)
ガラナの味は…どう説明したらいいかなぁ、コーラっぽいけど、コーラよりは優しい感じかな。ガラナという木の実からできていて、カフェインが強く、滋養強壮にいいとか。
写真右のKUAT(クワッチ)を良く飲んでいます。



あとはレモンソーダ系(シトラス)が結構好きで、いつも冷蔵庫に常備してます。フルーツジュースでは物足りないときに飲んでます。左から2本がそれです。ファンタなどよりも少し甘さが弱い気がして好き。


このほか、ソーダ(いわゆるサイダー?)とか、ブラジルオリジナルの炭酸オレンジ「SUKITA(スキータ)」も結構好きです。
こういう炭酸飲料を、2リットルのペットボトルで買って、子どものパーティやシュラスコパーティなどでどんどん飲んでいるわけです。
日本だとそういう場合、ウーロン茶や緑茶のペットボトルが大活躍するけど、ここにはそれがないからなぁ…。アイスティーのペットボトルはあるけど、これまた砂糖がどっぷり入った、それはそれは甘い飲み物。
そういえば缶コーヒーもないしね。ちょっとノドが渇いたとき、大人も炭酸飲料か水を飲むしか選択肢はないわけね…。甘くないのが欲しければ缶ビールか…。


ブラジルって、食文化はとっても充実しているけど、飲み物(缶ドリンク)のバリエーションは日本に負けてるなぁといつも思います。
日本には、缶コーヒーだけで何種類もあるし、お茶の銘柄だってすごいもんね!