電気の線が切れる?


このマンションはワンフロアに2軒入っていて、エレベータが2基ある。
一基が奇数号室用、もう一基が偶数号室用となっていて、つまりは
エレベータを降りるとそこには一部屋しか存在しないようになっている。
だから、各階のエレベータホールは、そのままその部屋の玄関のような位置づけになる。
…という説明でわかるかしら?
エレベータを降りたら、もうそこは我が家なわけですよ。


で、そのエレベータホールの照明がつかなくなってしまった。
真っ暗状態。これではお客さんが来ても怖いし、何より自分が帰宅したときに
鍵穴すら見えない状態だよ。これは困る。


単に電球が切れたのだろう…と思って交換しようと思うにも、
天井が高いのでイスに登った程度では手が届かない。
仕方ないから管理人にお願いしたら、どうやら電球が切れたのではなく、
電気の線が切れているのだと。
原因不明。なぜかうちのフロアだけのようだ。
そうなるとすぐには修理できないと言われ、明日の午前中、早い時間にまた来ると。


翌日、やっと来たと思ったらお昼の15分前。
「ランチ食べてから来ますから」と言い残して、また去っていった。
そしてまたひたすら待つも、2時過ぎても来ないよ。ずいぶん長いランチですこと…
3時過ぎても来ないのでおかしいと思い、管理人室に電話したら、
上の階にいるという。
行ってみたら、しっかり上の階の台所を改修していたよ。彼はひっぱりだこなのね。


我が家の電気線工事はすぐ終わり、事なきを得たんだけれど。
ブラジルでは、日本の何倍も、こういった左官屋さん的な仕事の需要があるのだろうな、
と実感させられました。
毎日どこかの部屋で不具合が出ているのね。うちだけじゃないのね。
すぐ壊れるからすぐ直す。仕事が生まれるという意味では、悪くないシステムなのかな。
住んでいる側にとってはたまんないけどね!