北海道ビールまつり



先日お邪魔した「北海道協会」が主催する「北海道ショッピ祭り」に家族で参加してきた。
ショッピとは生ビールのこと。ビール好き夫婦の我々、これは呼ばれなくても
飛んでいきますぜ!
今回は、先日のつながりで「ぜひお越し下さい、30リットル入りの生樽、3つ用意して
お待ちしておりますから!」とのお誘いがあって…というありがたい話なんだけどね。


会場は同協会の1階にある、小さな町の公民館のホールみたいなところ。
ステージがあって、そこではカラオケが繰り広げられていた。
こちらでは、カラオケではなく「VIDEOKE」という表示が画面に出ていたけれど。
集まった北海道人の皆さんが、思い思いにノドを披露していた。
おやじの海、とか、銀座の恋の物語、とか。懐かしの演歌オンパレードだ。


もう、その場の雰囲気が、まさに田舎の公民館で行われるビールパーティそのものだ。
いや、私自身は、田舎の公民館のビールパーティには参加したことないけれどね、
私が子どものころ、よく両親がビールパーティに行っていたのよ。まさに公民館で開かれるやつ。きっと、間違いなくこのような雰囲気だったと思われ…。


入り口でチケット(男性約1000円、女性約500円)を買って入れば、
生ビールは飲み放題。
おつまみは別途、食券を購入して好きなものを買って食べるのだけど、
それがなかなか充実している。
ブラジルらしい「ピッカーニャ」(牛肉を焼いたもの)、
そして懐かしい「アジの開き」「焼きイカ」もあったよ。ほんとにここは日本だな。
うれしくて、おいしくて。終始、顔がにやけながらのひととき…。


集まったお客さんたちは、協会の幹部であるおじさま達や、その御夫人方が中心で
私たちくらいの世代はあまりいなかったけれど、
今回もいろんな人とお話ができて楽しかった。
日系人がほとんどだけど、一人、白人系ブラジル人女性が娘さん二人を連れて来ていた。
彼女は八王子に10数年いたことがあるそうで、日本語が上手だった!
先日私を助けてくれたおじさんといい、結構、日本滞在経験のあるブラジル人って
多いのだなぁと思った。
周りには面倒見のいい赤ちゃん好きなおばさま達がたくさんいたので、
アレックスはずっと抱っこしてもらうし、コイも遊んでもらうしで、
私もダンナも、じっくり味わうことができたのだ。あぁ、ありがたやありがたや。


授乳がなければ、もう、思いっきりビールをおかわりして気持ちよくなるまで
飲むんだけどなぁ。さすがに味見程度でガマンガマン…でしたわ。


この祭りは今回が初めてらしいけれど、ぜひ毎年の恒例行事にして欲しいなぁ。
今度は友達も誘って行こう。誰でもオッケーな雰囲気が、北海道協会にはあるから。
さすが北海道人、もともとが日本各地からの開拓者で形成されているだけに、
誰でもオッケー精神が根付いているよ。
ある意味、北海道もブラジル的?というのかな。誰しも祖先は本州のどこかにいて、
北海道には開拓で入ってきているわけだからね。移民の多いブラジルみたいな感じがあるかも。
(ちなみに私のルーツは富山県