メイドインブラジルの日本調味料たち


この街に来て驚いたことのひとつに、日本食材の豊富さがある。
リベルダージの丸海(まるかい)やカーザブエノといった食品スーパーは
私の田舎(北海道北部)の小さな町のスーパーよりはるかに充実した品揃えだ。
ぜひ店内の写真をお見せしたいところだが、この店、いつもいつも混んでいて
とてもじゃないけど写真など撮る余裕なし。それ以前に普通は店内撮影は禁止よね。


ここで私は醤油や味噌などの調味料関係をどっさりと仕入れる。
日本から輸入されてきたヤマサやキッコーマンの醤油、カネサ味噌、
キューピーのマヨネーズなどももちろんあるけれど、日本の3倍くらいの値段だから
私はついつい安いほうのメイドインブラジルを選んでしまう。
ブラジル製の醤油なんて、びっくりするくらい種類が豊富なのだ。
サクラ醤油、東山醤油、日の丸、破天荒…などなど。
日本食レストランに必ずあるのがサクラ。しかもライトとかプレミアムとか、
種類もいろいろ。
我が家が現在愛用しているのは、その名も荒々しい「破天荒」。うすくちもあるのだ。
いくつか使ってみたけど、日本のと比べて特にまずいわけでもないし、
どれが特別おいしいのかもわからない。お刺身にかけて醤油自体を味わう、ということを
まだしていないからかな。料理に使う分には、どれも十分だと思う。
ちょっと甘味が強いかな、という気はしなくもないけどね。



みりんや料理酒は「東麒麟(あずまきりん)」というメーカーのもの。
ここでは清酒醸造していて、結構おいしいらしい。
味噌はShiro Misso と東山味噌。ちなみにMissoと書かれているけどミソと発音します。
sがひとつだけのMisoと書くと、ミゾ、と濁って発音されるのだ。
このシリーズには、赤味噌もあるけどまだ未挑戦。


もともと、何でも割とおいしく感じてしまう安上がりな味覚の持ち主なので(笑)
ブラジル製だって結構おいしいじゃん!と言いながら使ってます。
ちなみに醤油1リットル、キッコーマンだと約700円くらい。
メイドインブラジルだと、約250円くらい。だいぶ違うよね。