さすがブラジル…(皮肉)

私たち夫婦のあいだで、時々顔を見合わせて「さすがブラジル…」とため息混じりに
つぶやくことがある。
それは、ブラジル製の何かが壊れたとき。皮肉の意味をこめて「さすが…」とつぶやく。


この国では、本当にひんぱんにモノが壊れるのだ…。
・購入したばかりの電話機がすぐおかしくなった。(接触不良がひんぱんに起こりすぎ)
・大きな雷が発生した翌日、壁のコンセントの穴がおかしくなって電気が来なくなった。
・ダンナの携帯電話が壊れて修理に1ヶ月近くかかった。(充電しても充電されない)
・ベビーカーの車輪の部品がはずれた。
・掛け時計の電池を入れ換えても動かなくなった。
・車のトランクを開ける鍵の部分がはずれた。
・車のエアコン吹き出し口が割れた。
・ベビー服の股の部分のスナップが1回着用しただけではずれた。


…というのはまだ小さいネタだとして。
大きいものになると、
・お風呂の配水管が老朽化して下の階へ水漏れしていた。約1ヶ月かけてお風呂場の
配水管交換の工事が行われた。(出産して退院したその日から工事が始まり、工事音が
頭に響いてクラクラした〜)
・トイレの水量調節がおかしくなり、水の流れが悪くて使えなくなった。
(これは現在、修理要請中)
・お風呂のガラス戸の開閉ができなくなった。(これは修理完了)


築30年をはるかに超えたマンションになると、やはり水周りがいろいろと
壊れていくもので…。
こうも不具合が続くと、私も慣れっこになっちゃって。
最初はいちいちイライラしていたけれど、最近は「さすがブラジル…」の一言で
済ませることができる心の広さを持てるようになりました。ははは。


そして先ほど、久々にそのセリフを一人つぶやいてしまった…。
なにやら洗濯機のほうから水が流れる音が聞こえると思って行ってみたら、
見事に水が床にあふれていました!(写真参照)


ここでは、洗濯機の排水は、ホースを通じて洗濯機わき(写真左側)の深い流しの中に
排出されるしくみになっている。
この流しの配水管がおそらく詰まってきてるんでしょう、流しから水がざぶざぶとあふれ、
床に流れ落ちていたのだ…。
床にも排水溝があるし、床はタイルだから、部屋中水浸しという事態は避けられるんだけど
これは不便だ。治してもらわねばならないな。
幸い、今日は別件で水道管工事人がうちにやって来ることになっているから、
彼に相談してみよう。
えーと、水があふれる…はポル語でなんて言うんだ???
…こんな感じで、困った場合・故障した場合のポル語ばかりを調べてしまう私です。
(生活のために調べざるをえない!!)