ブラジルの年末年始


さすがカトリックの国、ナタウは盛り上がるけれど、年末年始は特に普段と変わらないみたいね、ブラジルは。
歳末大売出しのような商業イベントもないし、年賀状なんてもちろんない。
そして年末年始の特別休暇というものもない…。


いや、多くのブラジル人は、ナタウ以降すでにお休みに入っているようで、
街は明らかに車の数が少ない。
いつも「バスが渋滞していて〜」と、8時の契約なのに8時半くらいに到着するのが
ザラな我が家のファシネイラも、今週は7時45分に到着したよ。
それだけ道路がすいているということ。
そして街角に毎日出ている花屋のお兄さんも、ナタウを境にぱったりを姿を
見せなくなった。
ブラジル人には、クリスマス休暇というのがあるらしい…。


我がダンナの会社は、悲しいかな、全くの暦どおりの勤務である。
悲しいかな、今年の暦は、クリスマスも元旦も、思いっきり日曜日!
ということはですね、一応、その両日は祝日に該当するのに、振り替え休日という
制度のないブラジル、みすみす2日間の祝日を日曜にとられちゃってるんですよ。
なんてことー。
というわけで、土曜も午前勤務である我がダンナ、大晦日(土曜日)も
午前中仕事なのですー。
日曜だけ休んで、1月2日から通常勤務なのですー。


周りの話を聞くと、日系企業は割とそういうところが多いみたい。
もちろん、有給休暇を申請すれば1週間くらい休めるらしいけどね。
ほんと、これじゃー全然、年末年始も年越しもないよ!という気分…。
欧米の国々って、クリスマス休暇をばーんととって南の島とかに行くもんじゃなかったの?
(って、ここは欧米じゃないか。)


しかし。
長男の幼稚園が夏休みに入ってからというもの、家で毎日こども二人に振り回され、
もう疲れ果てた!!年末年始くらい少しは休んだらいいのにー!
と愚痴をこぼしてみたら、ダンナは2日間だけ有給休暇を取ってくれたのだ。
助かった…。ありがとうよダンナ!!
晦日の勤務は避けられないようだけど、それでも平日に休んでくれるのは
本当に助かります。やっと美容院に行けるー。