病院までお散歩


はい。まだまだ産まれておりません。今日も元気にお散歩に出かけましたよ。
ときどきお腹は張るものの、陣痛ってこんなもんじゃありません。まだまだまだ…。
今日のお散歩は、ダンナも息子も一緒。ふだん、車で移動してばかりのダンナにとって、
私がほぼマスターしたご近所の道を歩くのは新鮮だったみたい。
私も一人で黙々と歩くより、3人で手をつないで歩くほうが、何倍も楽しかった。


そしてふと、この数日中にお世話になる予定の産科病院に行ってみることにした。
うちから徒歩圏内だし、ちょっと質問したいこともあったし。
質問くらい電話でしたら?と思われるかも知れませんが…異国での電話ほど
わかりにくいものはないのでね…。
一生懸命歩いたら汗ばむような陽気の中、病院にたどりついたら、
土曜日だからか、たくさんの見舞客がいた。
まずは案内所で質問をして(夜中のお産になった場合、上の子は待合室に入っても
いいのか?ということ。個室には朝9時から夜9時までしか入れないのでね)、
不安を解消。待合室はいつだってOKだそうだ。よかった。
分娩室にいる間、息子には、ババさんと一緒に待合室で待っていてもらおう。


そしてまた、新生児室を見に行ってみた。
前回、見学に来たときとは違う視点で今度は見ることが出来た。
赤ちゃんの退院服、みんなすごくカラフルなものを用意しているのね!
分娩室から出てくるであろう赤ちゃんを、家族はここで待ち受けているのね!
そして生まれたての赤ちゃんって、こんなにも小さかったのね…。
あと数時間後?数日後には、我が子もこの仲間に加わるのか、
そして私はここに入院するのか…と思うと、急にドキドキしてきた。
わ、わたし、ちゃんと産めるだろうかー。
その一方で、もうすぐ赤ちゃんに会えるという楽しみももちろんある。
まだ信じられないけど。


土日に生まれるであろうと言われ、いまは土曜の夜11時過ぎである。
とりあえず土曜日はクリアしちゃったよ…。
赤ちゃんは、自分が出てきたいと思ったときに出てくるものだからね。
まぁ、のんびり出ておいで。
少しずつ、下がってきている予感を感じつつ、
少し、プレッシャーも感じつつ、ママはどーんと構えてあなたを待つことにするよ。
(パパのほうが気になるみたいね、いつ出てくるのかってこと。そうかもね、
兆候を自分の身をもって感じられるわけではないからね…)