洗濯日和


サンパウロのマンションでは、洗濯物をベランダなどの外に干してはいけないようだ。
欧米ってだいたいそうだよね。
室内に洗濯室というのがあって、そこに洗濯機と、物干し場があるのです。
最初、こんなんでちゃんと乾くのだろうか?と思ったけれど、さすが湿度が低い土地柄。
窓を開けて、ちゃんと風の通り道を作れば、天気のいい日ならホントに数時間で
乾いてしまう。
これはなかなか快適です。(北海道みたい!)
このところサンパウロはお天気が良くて、まさに洗濯日和が続いているので、
気持ちいいのです。


洗濯機の性能は、日本のものと比べたらかなりイマイチです。
とにかく時間がかかる…。一応、ハピド(Rapidのこと、急速モードとでも言うのか?)と
いうコースもあるけれど、それでもゆうに1時間近くかかります。
じっくりコースにしたら、2〜3時間は覚悟。(やったことないけれど)
一度、なぜにこんなに遅いのか、そばで働きぶりをチェックしてみたら…
どうも、休憩時間が長いらしい。
少し回っては、しばらく音沙汰ナシ。忘れた頃(10分くらいしてから?)に、再度、
回りだすという感じだった…。
一体、なんのための休憩時間なのだろうか。疑問…。
これでも一応、おしゃれな家電として日本でも人気のElectrolux製なんですけどー。
(ブラジルの家電業界において、このメーカーはかなりのシェアを占めると思われる。
我が家の冷蔵庫も、電子レンジも、ここのです。でも日本のデザインとは微妙に違うよー)



そして洗濯と言えば、ブラジルではもれなく「アイロン」がセットでついてきます…
私の大嫌いなアイロンがけ。これが日常業務なのであります。
最初、ホテルで仮住まいだったとき、洗濯機がなかったのでホテルの洗濯サービスに
すべてお願いしていたんだけど、仕上がってきた服たちを見て心底驚いたもんなぁ。
だってね。Tシャツからジーンズにパジャマ、下着の果てまで、
すべてにピッシリとアイロンが
かかっているんですよ…。
そして今。週に一度来てくれるファシネイラさん、洗濯物が乾いている時には、
やはりピッシリとアイロンをかけてくれます。
これはもう、文化なのでしょうか。
どこかで、「室内に干しているので、アイロンの熱で殺菌する必要がある」という話を
聞いたことがあるような気がするけれど。
うーん。確かにそれは一理あるような気もしますが、普段は私、
パンツにアイロンはかけません…
郷に入れば郷に従え、なのでしょうが、やっぱりアイロンは好きになれないのだ。


ちなみに洗剤や柔軟剤はこの写真のものを使ってます。
日本で愛用していたアメリカ洗剤はブラジルにはないみたい…。だけどこちらのものも、
なかなか香りがいいので、好きです。(汚れ落ちはどうなのかなぁ?)