写真を撮るのも一苦労


ここに暮らしてとても不自由に感じるのは、気軽にバッグからデジカメを取り出してどこででもパチパチと写真を撮ることが出来ないこと。
日本ではそれこそデジカメだビデオカメラだカメラつき携帯だと、気がつけばみんな何かを写している…という、国民皆撮影者状態と言ってもいいくらいの状況だけど、ここブラジルではそうはいかない。


なんせ、カメラは非常に高価なものなので、カメラを持っている=お金持ち=泥棒のターゲット…という構図が出来てしまうみたい。
そんなわけで、できるだけ小型のデジカメをポケットにしのばせ、一瞬のうちに取り出しササッと撮影を済ませ、またポケットにしまいこむというのが、こちらでの撮影スタイル。
これは結構ストレスがたまります…(→カメラ小僧な私)
だって、じっくり構図を決めて、何度もシャッターチャンスを狙って、なーんて悠長なことが出来ないんだものー。


もう少し慣れてくると、うまくバレずに街中で撮影する術(そんなのあるのだろうか?)を身につけられるのかも知れないけど、今のところは本当にドキドキ、冷や冷やしながらカメラを構えているのであります。
もちろんフラッシュはご法度、撮ってることをアピールするような真似は慎まねば…。


こんな環境で一番活躍するのは、やっぱりFUJIのF10だなぁと実感する毎日です。
薄暗さに強くて、ブレにも強いんだ!
ちょっと大きいから、ポケットに入れて連れて歩くのはきついけどね。ソトメシ撮影の大切なパートナーではあります。
ちっちゃくて映りがよくてスタイルもかっこいいのはCANONのIXY55。こちらはポケットのお供に。


ちなみにこちらでも日本製のデジカメ、売られています。ソニーとかオリンパスとか。日本と同じモデルもあるみたい… けど高いなぁ。
デジタル製品はやはり日本で調達するのが一番みたいです。