ふたたび警察へ


先日、書類の不備のために手続き完了しなかった「外国人登録」のために、ふたたび
会社の人の車で警察署へ。
ここはほんと遠いなぁ…。


警察署の前には、マスコミがわんさか。テレビクルーや一眼レフをぶらさげた新聞記者が
誰かの登場を待っているようにカメラを構えていたよ。
なんだか懐かしい光景。
だれか要人の裁判でもあるのだろうか?


さて中に入ると、今日は前回よりずっと混んでいる。これは時間がかかりそうだ…。
まず窓口で、会社専属の弁護士の方がいろいろとやりとりをしてくれ、
私は、指示された場所にただひたすら筆記体のローマ字でサインをするのみ。


それから待つこと約1時間。待合室で3歳児と過ごす1時間は、ほんっとに長かったー。
こんなことなら絵本くらい持ってくるんだったな。
仕方なく私のポル語学習用のノートに動物の絵などを描いてやって時間をつぶす。
ほかにも子どもが結構来ていて、少し、国籍を超えた交流も見られたが(笑)
それほど間がもつものでもなく。
この国では長時間待つことは当たり前なのね。改めて実感。
今度は少しおもちゃを持参して、待合室にいることにしよう。


やっと名前が呼ばれたと思ったら、今度は指紋押なつの部屋に通された。
係員は、息子の右手の親指をサッとつかみ、黒いインクをサッとつけ、眼にも留まらぬ速さで書類の両面、数箇所に指紋を押していったよ。お見事!
続いて私の指紋は、両手の10指。同じ真っ黒いインクをつけ、結構アバウトな感じで
書類に押し付けていった。
日本の警視庁でやった方式に比べると、ローテクというか、原始的だねぇ…。
インクは石鹸で手を洗ったらすぐに落ちました。


これで手続き完了。
出口にでると、さきほどからいた報道陣が一箇所に注目して撮影していた。
その対象物は… 要人ふうの芸人?と、その両脇で踊るビキニ+マントといういでたちのうるわしき女性二人…
これはどうみてもバラエティー番組なんですけど?
なぜにこんなところで?


よくわからない取材陣なのでありました。