上司のお宅でディナー


さて予定のない私に、本日2つ目の予定である。夫の仕事が終わった頃、一緒に夕ご飯でもどうですか?と、上司の奥様がわれわれ家族をご自宅にご招待してくださったのだ。
なんてありがたいこと…。
久々の夜の予定ということで、眠気に襲われないよう、しっかりと昼寝時間を調整して夜を迎えた。


お部屋にお邪魔すると、輝くような笑顔でお迎えしてくださった上司ご夫妻。奥様の表情、なんていきいきしているんだろう!一目で大好きになれそうな笑顔。
すっかり私たちもリラックスして、ごちそうでいっぱいのテーブルにご一緒させてもらった。


サンパウロ生活丸2年のお二人、何を聞いても頼もしいお返事が返ってくる。重い食材は宅配にお願いするといいわよ〜とか、何曜日のフェイラ(青空市場)は充実しているわよ〜とか。これからもいろいろと頼りにさせていただくことになるでしょう… 本当に心強い存在の奥様であります。


そしてうれしいお料理の数々。エビフライはカラリと揚がっているし、鶏の照り焼きの味付けがこれまた絶妙!子どもも大好きなパスタサラダに、カボチャと鶏肉の煮物…それからそれから、アサリのお味噌汁においしい白米。ん?なんでこんなにご飯がおいしいのだ?我が家のものとは炊飯器が違うのか、それとも銘柄か?
ともあれ、ここにいても、これだけおいしいご飯が食べられるんだ、ということがわかっただけでも大収穫。アサリもフェイラで買えるんだって。へぇ…。
機内食以来、あまり食が進んでいなかった息子も、ここでは相当の量を食べていた。子どもって本当に正直、おいしいものはたくさん食べるからね!
私も早く引越しを終えて、日本から送っている愛用のキッチングッズを使って、おいしいご飯を作りたいな…。


思えば、日本を出て初めて夫以外の人とたくさんおしゃべりをしたなぁ。
とても楽しい夜だった。少し世界が開けていく気がして、うれしかった。