警察へ行く


こちらに来てから、一日なんの予定も入らずにチンタラと過ごしている私だけど、
今日は初めて朝から予定が入った。
夫の会社の方に連れられて、警察署へゆくのだ。外国人登録(?)の手続きをするらしい。
9時に車で迎えに来てもらって、息子と2人、警察署までの30分程度のドライブだ。


今住んでいるところは本当にビル街で、オフィスビル、マンションと、とにかく10階建て以上の高層建築物が多い。今日通った警察までの道のりには、かわいい一軒家が立ち並んでいたり、道路の高架下にはダンボールの家があったり…。ビルだけではないサンパウロの街を少し見ることが出来た。そして街中になぜかカラフルな牛のオブジェが…。
これ、どこかヨーロッパの街を旅しているときにも見かけた牛だなぁ。確かベルギーだっただろうか。何の牛なんだろう???


着いた警察署はかなり立派な近代的な建物。かつてはもっと中心部にあったという警察関連施設が、最近ここに一堂に集まって建てられたらしい。
ここでも受付で顔写真を撮られ(私が映像チャットをするときのWEBカメラみたいなので撮影する)、登録のフロアへ。
私と同じように、おそらくご主人の会社の人に連れてきてもらっているのであろう3人の子連れの日本人ママとか、かっこいい金髪の若夫婦とか、黒人系のおじさんとか、ここにもいろんな人がいる。みんな最近、この街にやってきたんだろうなと思うとなんとなく親近感。


で、結局この日は手続き完了することができず。どうやら夫関連の書類の控えが必要だったみたい。せっかく30分もかけて来たのに残念。来週また出直すことになりました。
まぁ私は暇なので全く問題ないのですが、会社の方々、ご苦労様でございます。


それにしても車の中で終始ひっきりなしにおしゃべりを続けるうちの3歳児。最近の話題はコリンチャンスとサントスである。これはブラジルのサッカーチームの名前。パパが毎晩のようにテレビでサッカー中継を見ているもんだから、あれこれと覚えてしまってね。
なぜか息子はコリンチャンスが好きなんだって。この日、同行してくれたおじさんもコリンチャンスのファン。目を細めながら、息子の他愛ないおしゃべりに耳を傾けてくれました。