Backyardigansがやって来た!


うちの子どもたちが大好きなアニメ番組、バッキヤージガンス。夜7時から放送されていた頃は、毎日喜んで見ていたものだった。
残念ながらいつの日か午後5時開始に変わり、ちょっと時間帯が合わなくなっちゃって、最近はごぶさたなんだけどね…。
それでも大好きなことには変わりなく。


このほど、わが町サルバドールで、それのお芝居があるという情報をコイが学校の友達から得てきた。子供同士の情報交換だから真偽のほどはどうなのよ…と思いつつネットで検索してみたら、ありましたありました。
この土日、ショウがあると。
それを知ったのは金曜の夕方なので、もう前売り券という段階ではなく、直接会場に行くしかなかった。けどまぁサルバドールだしバッキヤージガンスだし、当日県は余裕であるでしょ!


と思ってたらやっぱり当日券ありました。
でも、1階席はすべて売り切れだって。大人160レアルと120レアルの高い席(子供はその半額)なのに、売り切れだって〜。
恐るべし所得格差社会のブラジル。思うに、サンパウロよりサルバドールの方がその格差は断然大きいと思う…。
サルバドールのお金持ちも結構スゴイよ。


まぁもともと私たちは2階席の一番安いところ(大人80レアル)でいいや、と思ってたので問題ないんだけどね。
アレックスはまだ2歳なので無料。子供に同伴する大人は半額になると言うわけのわからないありがたいサービスで、結局40レアル×3の120レアル(約6500円)を払って入場した。
会場はそれなりに大きい劇場で、2階席からはキャラクターが小さくしか見えなかったけれど、それでも雰囲気十分!
一応、大型スクリーンが2階席前方上部に用意され、舞台の様子が大きく見えるようにはなっていた。



ショウの中身は、テレビで何度も見たことのあるエピソード(タッシャ姫からのメッセージをアウスチン王に届けに行くウニークァ、タイローニ、パブロの冒険物語)。
でも生で見るとより一層楽しい。役者さんたちの動きがとても上手で、テレビの中のキャラとおんなじ!可愛いんだよなぁ、もう。
このアニメ、髄所に歌と踊りが盛り込まれ、ミュージカルアニメのようになっているんだけど、だからこそこういう舞台での演出がピッタリ決まるのよね。
アレックスもコイも終始落ち着いて、喜んで見ておりましたよ。




それにしてもここに集まる親子たちのまぁ小ぎれいなこと!透き通るような肌にくるんくるんのブロンド巻き毛…。お人形のよう…
サルバドールって黒人率が圧倒的に高いんじゃなかったの?と首をかしげたくなるくらい、白人社会だった。
あぁ、やっぱり、格差社会ね…。
ここに集まる親子は、間違っても、裸足でボールをける子がいるような公園には行かないのね。


そして、こういう、サルバドールの上流社会ともいえる場にいる私たちの気持ち的違和感…。確かに、ブラジルで言えばお金持ちの部類に間違いなく入る我が家だけど、日本で言えば普通の普通のサラリーマン。
感覚的に、気持ち的にはぜんぜん上流社会ではないわけで。
何年経っても、それは違和感、大であります。