イクラかけ放題どんぶり!の「はちきょう」

セミナーの充実ぶりに匹敵するくらい、今回の札幌滞在では、食事面でも大充実だった。
どのお店も大正解で、とっても満足できたので、忘れないように写真付きで紹介しておこうと思います。


まずは元の職場の先輩達と一緒に行った居酒屋「はちきょう おやじ」。
注意すべきは、「はちきょう」という店と「はちきょう おやじ」は別店舗っていうこと。最初、「おやじ」の存在を知らずに予約してくれた先輩は「はちきょう」に向かい、予約が入ってないと言われビビリ、よく聞いたら今年6月にオープンしたばかりの2号店「おやじ」に予約が入っていたということで…。
同じビルにあるそうなので、まぁ間違ってもそう大問題ではありませんがね。




さてここは、知床は羅臼町の漁師さんを父に持つ方がオーナーだそうです。漁師直送の新鮮な魚が魅力ですねぇ。
ここを選んだのは、前にも書いた「死ぬまでに食べたい」という本に掲載されていた「つっこ飯」というイクラかけ放題どんぶりがメチャメチャおいしそうだったから!
これを食べたいがために、先輩方を巻き込んで、この店に入ったわけであります。
入口には、カラフルな大漁旗と、漁師さんの写真がモノクロで大きく飾られております。



いきなりイクラ丼もなんなので、まずは普通に何品かをオーダー。
どうしてもメニュー名にイクラが入っていると避けて通れない私(笑)。だし巻き卵のイクラ乗せをチョイスしました。おいし〜。
このイクラは本物だ!!!


あとはホッケ焼きとか、いいともで紹介されたというほっけメンチとか、海鮮サラダも美味しかったなぁ…。
そういえば刺身を忘れていた。でも心は完全にイクラ♪だったので。今日はイクラなのだ。


お待ちかねの「つっこ飯」は、1人前1580円。ススキノで普通にイクラ丼を頼んだら2000円は下らないという状況の中、これでかけ放題とはなんと魅力的な!
ってことで期待は高まる一方。
頭に紺のねじりはちまきをしたスキンヘッドのお兄さんが、特大ボウルにイクラを並々と入れてテーブルまでやって来ます。やや小ぶりの丼には白いつやつやしたご飯がイクラの登場を待っております。


そしてお兄さんの威勢良い掛け声が始まると、周りのお客さんも巻き込んで、イクラ掛け声合戦がスタート。
おもしろいことに、どこかにその様子の映像がアップされてたので、興味がある方探してみてください(笑)
とにかく、気持ちいいくらいに次々にイクラがかけられ、白いご飯はみるみるうちに赤く輝くイクラで覆われて行きました…あぁ感動的。
どうせなら下の受け皿にこぼれ落ちるくらいまでかけまくって欲しかったけど(一応、こちらがストップと言うまでかけ続けるというのがルールだけど、こぼれ落ちる前に、自然にフェードアウトしちゃったお兄さんでありました。ははは。)…。


ルールは、必ず残さずにイクラを食べること!
食べられる量でストップをかけること!
…なんだけど、みんなイクラが大好きだから、1人前を可愛い小鉢で7人に分けたら、簡単になくなっちゃいました。これは、イクラのボリュームがすごいので、せいぜい2〜3人で1人前でいいかも知れないね。
でも、北海道でイクラを食べるんだ!という思いが強い人は、もちろん一人で1人前でもいいでしょう。
この雰囲気とパフォーマンスと味を考えれば、この価格はとても良心的だと思いますよ〜。



イクラのみならず、やはり直送の魚たちはどれも超おいしいので、すっかりお気に入りの一店になりました。
店内も、入りにくい雰囲気は全くなく、常連じゃなくてもススキノの居酒屋らしさを満喫できるという素晴らしい状況。これはまたきっと再訪でしょう。
ブラジルのみんなに、この味、届けたいよーーーー!!!


(札幌でいろんな美味しいものを食べたけど、やっぱりブラジルに住んでると、一番恋しいのはこういう和風の居酒屋の魚介類かも知れないねぇ。)