2歳になったよ


黒人の日で祝日の11月20日、アレックスは晴れて2歳になりました。
は、はやい…。
去年は私の両親が北海道から遊びに来ていたこともあり、誕生もちを背負わせて、友達も呼んでわいわいとお祝いしたのでした。
今年はそれに比べてかなり手抜き。とりあえず前日にコイと二人でケーキを作った。なんとなくオーブン使う気になれなかったので、冷蔵庫で冷やすレアチーズフルーツタルト。
コイが参加したのは、底に敷くクラッカーを砕いてバターを混ぜるのと、生クリームを6分だてに泡だてること。
だけど初めて二人でするケーキ作り、楽しかった。きっとアレックス喜ぶね、いっぱい食べるね、なんて言いながら協力しあう母と兄。ううう、コイも成長したよのぅ…(ちなみに現在、5歳8か月)。


そして当日は、子どもたちが喜ぶ休日にしようと、車でヴィラ・ロボス公園に行ってきた。サッカーボールを持って。
芝生で4人でサッカーごっこ。そしてレンタル自転車で園内サイクリング。コイはすっかり補助輪なしで安定して乗れるようになったし、アレックスはママの前の子供イスで生まれて初めての自転車体験だ。
天気が良くて、空が青くて、暑くて、とても気持ちのいい休日。
今日はゴルフにも行きたかったけど、公園にして良かった。だって今日の主役はアレックスだもんね!


帰宅して、家族だけでテーブルを囲み、ケーキに「2」のロウソクを立てて写真を撮った。
コイ主導でパラベンス(ポル語版ハッピーバースデー)を歌うと、アレックスはそれなりに自分の誕生日を理解しているようで、とんがり帽子も嫌がらずかぶり自ら手拍子を叩いて嬉しそう。
もうすっかり幼児だね。赤ちゃん時代は完全に終わったね。


ロウソクは何度もトライするも吹き消せず。パパが、もっと近づくようにと頭を前に押し出すも、まだまだ息は届かず。
結局、去年と同じ、コイに手伝ってもらい、最終的にコイの息だけで火は消えてしまった。
来年はひとりで消せるといいね、アレックス。


頑張って作ったケーキは、アレックスが一番喜んで食べてくれた。クリームチーズたっぷりで、彼の大好きなヨーグルトにちょっと味が似ているからかな。


日々ばたばたと過ごし、二人目ともなると身長体重の計測にも力を全く入れなくなり(笑)、どんだけ大きくなったのかあまり考えもせずにこの日を迎えたけれど、そうだね、もう立派な2歳児だね。
相変わらず言葉は遅くて、現在のボキャブラリーはざっとこんな具合。

ママイ、パパイ、ナォン(イヤ!のポル語)  この3つは完璧。

あと得意なのは、
ぞうさん、ひこーき、ぼうし、かえる、バナナ。(と言ってるつもり。実際の音は、ぞーさ、こーき、ぼっち、かーる、ばー。)
ニャーオ(猫の鳴き声)、ガオ(犬の鳴き声)

言葉を真似して話そうと言う意欲は湧いてきたようで、時々、オウム返ししようとする。その様子はとても可愛い。
なぜか、最後の音しか発声しないんだけどね。たとえば、いぬ、は「ぬー」。くるま、は「まー」。
コイはすごくしゃべるのが早かった。2歳の時には完全に2語文(うんち、出ない。おそと、行きたい。など)をぺらぺらしゃべっていた。だから、今のアレックスのような可愛い言葉の時期がほとんどなかった。
なので、とても新鮮な目でアレックスを見ていられる。子供の成長はほんと、それぞれ個性があっておもしろい。


息子たち二人が、子犬のようにじゃれあいながら遊んだり、ケンカしたり、泣いて助けを求めに来たりする様子をこの目で見ながら生活できるということは、本当に幸せなことだと思う。
男の子二人、しかも魔の2歳児含む、という子供構成は時に、いや常に大変な状態ではあるけれど、とにかく元気でいてくれることはありがたいし、幸せなことだ。
これからも、いつまでも、二人仲良く助け合いながら元気に生きてほしい。
アレックス、2歳おめでとう。ありがとう。