ただいま、サンパウロ


9月2日の飛行機で成田を発ち、ブラジル時間の3日月曜日午前10時半ごろ我が家に到着しました。
行きの11時間遅れのフライトが嘘のような、ほとんど定刻通りの順調な空の旅。
しかも帰りはダンナも一緒、親子4人での移動だったので、行きよりは断然ラクでした。
なにごともなく、家族全員が無事にサンパウロの我が家に帰ってこれたことが何よりうれしい。良かった良かった。


2か月ぶりのブラジルは… 懐かしいような、なんだかしっくり来ないような。
グアルーリョス空港からの帰り道、何度も通っている道なのにやっぱり異国で。
私は一体、どこのひとなんだろう?
私のベースは一体、どこなんだろう?
サンパウロって、私にとって、なんなんだろう?


なんだかそんな不思議な感覚に陥っておりました。
日本で過ごした町もそれぞれに私のホームタウンで。風連も、札幌も、南砂町も、横浜も。
やっぱりサンパウロはまだ外国なんだよなぁ、私にとっては…
なーんて思って車窓を眺めていたんだけど、いざ我が家の近くのブロックに車がさしかかると、あぁやっぱり懐かしい。
家に一歩あしを踏み入れると、あぁやっぱりここが我が家だ、と。
サンパウロもやはり、私のホームタウン。そう思えて、良かった。


今はまだ時差ボケとたたかいながら、一日も早い「ブラジル社会」復帰を目指して頑張っております。
っていうか、頑張っているのは荷物整理(笑)
あと2年間、ブラジルで頑張れるように、たくさんの物資を日本から持ち込みました。あれもこれも、えーどうしてこんなものも?!ってモノまで。
これを機に、家じゅうの不用品を見直し、整理整頓をやり直そうと意気込んでます。意気込みだけで終わらないようにしなきゃ…


帰ってきたその日、お昼を外で食べたら、急激に眠気が襲い…
午後から出社したダンナには悪いけど、子供たちと一緒にベッドへゴー。午後1時から眠り、気づいたら夜の7時。
子どもたちはそのまま夜明けまでグッスリ。私も7時から9時まで少しだけスーツケースをほどいて、またグッスリ。
途中、12時、3時と目が覚めたけど、なんとか頑張って4時半まで寝ました。
気づいたら火曜日の朝になっていて、コイはやり残した幼稚園の宿題を5時半から取り組み、なんとか完成。
7時半にはアレックスと一緒に登園していきました。


2か月ぶりの幼稚園、コイは先生や友達に笑顔で迎えられ、まんざらでもない様子。眠気に襲われることもなく、みんなと一緒に活動した模様。
アレックスはやっぱりちょっと甘えん坊になっちゃった?さみしさという感情が芽生えた?朝、ママが帰ろうとすると号泣。日本でより一層パワーアップしたあの大声で泣き叫んでました。
これまでそんなことなかったのにね。
だけどすぐに馴染んだみたい。ずいぶん男の子らしくなってビックリ!とみんなに言われました。


そんな子供たちもさすがに夜が近づくと眠くなり、午後の7時を待たずにベッドへ。
私もつい一緒に寝てしまいそうだったけど、頑張って9時半まで起きてました。
そして今朝は、みんな揃ってまた4時半起き…。


この時差ボケ状態をうまく利用して、家族全員、朝型に切り替えたいものだわ。さていつまで続くやら。


今後はまたサンパウロ暮らしのブログを更新していくつもりですが、少しずつ、日本の甘い思い出もあっちの方に綴っていきたいと思います。
今後ともよろしくお付き合いくださいませ!