久々に疲れた…美容院にて


ブラジル人のサービスの悪さとか、対応の適当さとか、そういうことにはずいぶん慣れたつもりだったけど…
今日は久々にムッと来ちゃったよ。美容院で。


午前中にひとつ用事を済ませ、午後1時の予約に間に合おうと昼食も取らずにパウリスタをひたすら歩き、時間ジャストに美容院に到着。
なーのーにー。
受付のお姉さん、はぁ?って顔をしている。
ええと、1時に予約しているカオリンですけど?
こういう場合、満面の笑みで、カオリンさまお待ちしておりました〜、って来るもんじゃないのかサービス業よっ!!!


いや、別に満面の笑みはいらないんだけどね。
はぁ?って顔をした理由は、どうやら時間の行き違いにあったようだ。
私は先週、電話で予約したときに確かにウマオーラ(一時)でお願いしたし、自分の手帳にも1時って書いてある。
だけど予約帳にはメイヨジーア(12時)で私の名前が入っている。
店側としては、12時に予約してるくせに全然来ないよ、カオリンって客は!!という思いでいたんだろうねぇ。
だけど確かに1時で予約しているよ。だって午前中の用事は絶対12時までかかることがわかっていたうえで、予約電話を入れたんだもの。


困った私の様子を見て、日系人オーナーで今日私の担当をしてくれるはずのHさんがやって来た。事情を説明すると、「ああそれは失礼しました、店側のミスですね、すみませんでした…ではこれから早速シャンプーを…」
と来てくれることをおおいに期待した私。
しーかーし、ここはブラジル。そう甘くはない。お客さま第一主義の日本とは違う。


そうですか、それは店側が悪かったですね、すみません。
でももう予約がいっぱいなんです。しかもデジタルパーマは3時間かかるんです。
今日は4時過ぎからならできますが、私は今日6時に帰らなければなりません。
なので今日は「できません」。


…というのが、オーナーの回答であった。
今日はできません、だとーーー????
こっちは子どももいるんだよ、いつでも何時でも来られるわけじゃないんだよ。
今日の1時っていうから1時に来てるのに、今日出来ないってどういうこと?
これがもし明日、正装のパーティーに参加しなきゃならなくて、どうしてもヘアセットの必要がある状況だったらどうしてくれるんじゃ!!!
(正装のパーティはありえませんが・笑)


このオーナー、2店舗持っていて、我が家の近くの店舗に来るのは水曜日だけなのだ。
だからわざわざ、忙しい水曜日だけどこうやって来たのに。
別の店舗もありますがどうですか?なんて軽く言わないでよ!バスで1時間かかる場所にあるんだから。
1時間遅れたくらいで「できません」になっちゃうのか、ブラジルの美容院は…
日本なら、なんとかやりくりして、他のお客さんの合間を見てやってくれそうだよね?
さすがブラジル、というか、これが普通の対応?日本が対応良すぎ?
それとも店によるのか…。


もうこんなとこ、来るもんか!と言いたいところだけど、泣く泣く来週の水曜を予約して帰ってきた。
だって、某紙の情報によると、ここが唯一(?)デジタルパーマとやらをしてくれる、日本語の通じる美容院なんだもの。
デジタルパーマ…よくわからないけど、どうやらナチュラルなウエーブが実現する、持ちのいい素敵なパーマらしい。
日本では流行っているのかなぁ?