疲れる旅行準備…片親子連れ旅行の落とし穴

はー…。
今日も疲れました。はい。


実は、近々両親を連れて海外(といっても近隣諸国)旅行に出る予定なんだけど、さすがにダンナは先月1週間の休みを取ったばかりなのでもう休みは取れず。
私と息子ふたり+両親というメンバーで出かけることになっている。


で、出発日が結構迫っているんだけど、そんなギリギリの今になって、大変なことが発覚!
なんとブラジルでは、片親のみで子連れ海外旅行をする際、行かない方の親の「旅行許可証明書」みたいな公式文書の提示が求められるんだそうだ。飛行機に乗る際に。
今回の我が家は、まさに、片親(私)のみが子どもを連れて国外に出るという状態。
従って、もう片親(夫)の署名入り公式文書を作成しなければならない。
あ、あと数日で旅行なんですけど… ま、まにあうんでしょうか…


っていうか、
そのこと自体、全く知らなかった私たち。
どうして知ったかというと、たまたま、ほんと〜にたまたま、ダンナが会社の同僚と話をしていた際、「そういえば証明書はもう用意したの?」という話を同僚から振られたらしい。
もちろん、そんなこと全然知らないダンナ。は?何のことですか???状態。
「いや、たぶん、旅行会社から用意するよう言われてるとは思うんだけどね」と同僚。
えーーーー。そんなこと全然言われてないんですけど!!!!!!


驚愕の事実を知ったダンナは、慌てて私の携帯に電話してきた。
両親を連れてリベルダージ散策中の私は「もう今ごろ何なのよ?!」としぶしぶ電話を受けた。
で、そんなことを聞かされて… はぁーーー???今頃何を言ってるのーーー???
その書類を今日用意しなきゃならないって?そのためには子ども二人のパスポート番号が必要だって?そんなの、いま家にいないんだもん、わかるわけないじゃん!!!
(ちなみに自分と両親、義母のパスポート番号およびコイの番号までは手帳に控えていた。アレックスの番号はパスポートがまだ出来る前、出生証明書番号を控えていたにすぎなかった)


とりあえず、旅行代理店に電話してその旨を確認。
すると、「あら〜〜〜そうだったわ!!ごめんなさーい、私からお知らせしなければならなかったのをすっかり忘れていたわ〜ごめんなさーい」と担当の女性。
…あの… ごめんなさいで済まないんですけど…
その書類がなければ私と息子は飛行機に乗れないんじゃ??
当日、空港カウンターでそのことが発覚し、旅行に行けなかったらアナタ、それって賠償問題では???


と、その電話ではそこまで強く言う暇もなかったけど、呆れるというか、頭に来るというか。
とりあえず慌ててタクシーで家まで戻り、パスポートを確認し、ダンナに電話した。
リベルダージでの用事を途中のままにして…。もんのすごい時間のロスだ。そしてタクシー代をどうしてくれよう???(今日は予定がびっしりだったので、悠長にメトロで帰っていては次の目的地に間に合わない計算だったのだ)


そんなこんなで、余計な無駄足を踏まされた私たちは、一日のスケジュールを終えて家に帰ってくるともう脱力…。疲れ果てました…。


その旅行会社はね、以前、ブラジルに来て初めての飛行機旅行をしたときに、身分証明書の実物を持参するようお知らせしてくれなかったところなのだ。
おかげで私たちは、国際空港から自宅まで、自腹でタクシー代を支払い、大急ぎで身分証明書を取りに帰るしかなかったのだ。
(以前の日記参照[http://d.hatena.ne.jp/caolin/20060413#p2:title=:■[旅行]二人子連れ初の飛行機旅行②〜飛行機に乗れないっ?(1日目)]


あのときも、なんてひどい対応なんだ!!と怒り心頭だったけど、その旅行会社は私の知人が関係していることもあって、その後もときどきお世話になっている。
でも、でもね。こういう大事なことを2度もお客様に知らせることを忘れるとは…客商売としてそれはありえないでしょ?
本当に飛行機に乗れなかったらどうする気だろう。
今回、たまたまダンナの同僚が教えてくれなったら、私たちの旅はどうなっていただろう。
あぁ。考えただけでぞっとする…。


やっぱりこの国って、最後には自分しか信じられない。
相手が会社だろうが、ちゃんとした資格を持った人であろうが、プロであろうがアマであろうが、人の言うことは信じられない。っていうより、こっちの人の仕事の仕方が信じられない。
今回の旅だって、こっちからあれこれと確認しなければいけないことが多すぎ。
普通、旅行会社のほうから、日程が近づいたらいろいろと確認してくるもんじゃないのっ?


ま、ブラジルは、とにかく「結果オーライ」「結果よければそれでいいじゃん」というノリがあるから、今回のことだって、最終的に私たちがちゃんと旅程どおりに旅をして、無事に帰ってこられたら、それでOKということになるんだろう。
そこに至る過程に、どんなドタバタがあろうとも、最終的に私たちが満足すればOKだろうと。


でも私たちは日本人。そこに至る過程だって大事なのだ。
だから、もちろんこれからの旅は楽しませていただくけれど、トータル的な旅の評価に何点付けられるかは…。
そして今後、この旅行会社に依頼することがあるかどうかは…。