ソグラがやって来た


ソグラとは義理の母、の意味。
昨日、はるばる日本から一人でサンパウロにやってきた我がダンナの母。
長旅の疲れも見せず、元気な顔で我が家に到着した。
約1年ぶりの再会だけど、なんだか久しぶりっていう感じがしないわねぇ、パソコンで映像うつしてお話しているせいかねぇ…なんて言いながら、テーブルについて一緒にお茶を飲んだ。
なんだかそれも不思議な感じ、こんな遠い国で身内に会うのは初めてのことだから。
義母ふたり、向かい合っていると、ふっと去年の夏を思い出して、甘酸っぱい気持ちになった。


去年の夏、会社を辞めて住んでいたマンションも売り払ってしまった私は、
渡航までの2ヶ月間、1ヶ月はダンナの実家(つまり義母の家)、もう1ヶ月は自分の実家にコイと二人で居候させてもらっていた。
ダンナはすでにブラジルに来ていたから、ダンナのいない実家に、嫁である自分が1ヶ月もいさせてもらうなんて…い、いいんですか?という感じだった。
お互いに最初は「どうなることやら?」という思いがあったと思うけど、なんだか私も義父母もすっかり馴染んでしまい(私が大きな顔して居座りすぎ!)、ダンナのいない義父母宅をかなり満喫させてもらったのだった。
(妊婦だということをいいことに、かなりダラダラさせてもらっちゃいました〜)
娘のいない義母は、私のことを文字通り娘のように可愛がってくれ、一緒にお茶を飲みながらずいぶんいろんな話をしたんだったなぁ… なんて思い出しちゃった。


今回、去年私がお世話になったのと同じくらいの期間、義母が我が家で過ごすことになる。
同じくらいおもてなしできる自信は全くないけれど、去年の夏みたいに、またいろんなおしゃべりをして、いつもと違う日常を一緒に楽しめたらいいな、と思う。
日本で家を守っているお義父さん、お義母さんのことは任せてくださいねっ!!