aikoの新作と、カルロスの思い出

好きなアーティストの姿を生で見て、その歌声を生で聴いたら、そのアーティストのことが
大好きになっちゃいません?
まぁ、コンサートに行くほど好き…ってことは、その時点でかなり好きというわけだけど、
「まぁ普通に好きだけど、コンサートに行くほどでもないかな」というレベルの場合に、
何らかのきっかけでその人のコンサートに行くことになり、行ってみたらなんだか急に
その人が大好きになっちゃったわ…ってこと、ありません?


えーい、まわりくどい説明でごめんなさい。
そんな経緯で大好きになったアーティストの一人が、aikoなのですよ。
カラオケで「ボーイフレンド」を歌うのが好き、という程度で、それほど彼女について
詳しくはなかったし、とりたてて大好きという感じでもなかったけれど、
去年の夏、aiko好きの我が妹が、たまたまコンサートに誘ってくれたのだった。


暑い暑い夏の日、大きな妊婦腹を抱えて、仕事帰りに九段下の駅で妹と待ち合わせて
武道館コンサートへ行ったのだった。
今思い出してもすぐに耳によみがえるあの歌声… それはそれは想像をはるかに超えた
素晴らしさで、思わず「カブトムシ」では涙してしまうほど。
アップテンポの元気よさも、スローバラードの切なさも、どちらも秀逸で。
すっかりaiko好きになった私は、妹のCDをせっせと焼いてはiPodに落としイヤホンで聞いていた。もちろんブラジルに来てからも、一人の時間のお供に時々流しているよ。


さてそんなaikoのニューアルバムが、このほど発売された。
いつものごとく、全世界CD・DVD送料無料のサイトで発売前に予約を入れ、
そろそろ発売日だな〜と思っていたら、もう我が家に到着した。さすが航空便だ!

彼女

彼女

こんなに便利だと、自分がブラジルにいることを忘れてしまうよ…。
早速開けて聞いてみたら、やっぱりaikoは期待を裏切らない、ハズレなしのアーティストだなとつくづく思えた。
どの曲も似たり寄ったり…と思う人も中にはいるかも知れないけど、自分の好みに合っていて
曲調が多少似ているのは問題ないことだと思うのだ。
テイストが似た服ばかりをつい選んで買っちゃうけど、それが心地いいってこと、あるよね?
aikoはまさにそんな感じ。


いつもaikoのアルバムでは1曲目が好きなことが多いけど、今回もそうだった。
紅白で歌ってた「スター」とか、元気いっぱいの「雲は白リンゴは赤」というのもいいね。
そういえばもうすぐDVDも出るんだよね、それも予約しないと!
(去年の夏の武道館ライブはDVDにならないのかなぁ?待ってるのに…)


ところで、こんなふうに、たまたまコンサートに行くきっかけが出来て、
そのコンサートから好きになったというアーティストはもう一人いる。
それは、カルロス・トシキ&オメガトライブ。(うわー、年がバレバレですね)
当時、確か中学生くらいだった私。結構流行っていたんだよね。君は1000%とか。
たまたま隣町の士別の河川敷でそのオメガトライブのコンサートがあって、
確かそれは市内の商店街で買い物をいくらするとチケットが当たる…みたいなシステムだったと思うけど、めでたくそれに行けたのだ。



田舎町に来てくれる歌手なんてそうそういなかったから、
こんな町まで来てくれてありがとうカルロス!という思いも強かったけど、
何より、その爽やかなメロディーと軽い歌声がとても気に入って。
その後、発売されるアルバムはほとんど買っていた。
解散してもうしばらくたつけれど、今でも、ブラジルの我が家でよく流している。
だってカルロスは日系ブラジル人だしね!なんとなくブラジルつながりが嬉しくて。


いつかカルロスがやっているクリチバのレストランに食べに行きたいものだ…。

1986 OMEGA TRIBE CARLOS TOSHIKI&OMEGA TRIBE COMPLETE BOX“Our Graduation”

1986 OMEGA TRIBE CARLOS TOSHIKI&OMEGA TRIBE COMPLETE BOX“Our Graduation”