誕生日のローストビーフ

わがダンナは、こどもの日生まれ。なんて覚えやすいんだ!
ということで今日は久々に頑張って誕生日向けディナーをこしらえることにした。
ちょうど今日は金曜フェイラの日。新鮮な野菜を仕入れることが出来る…
ついでに新鮮な肉を買いに、いつも肉売り場に行列が出来ている近所のスーパーYへ出向き、牛もも肉(アルカトラ)のかたまりを1キロ購入。約12ヘアイス、600円弱。


この肉を使って、初めてローストビーフを作ってみた。
私、ローストビーフはかなり好きなんだけど、今まで作ったことがなかったのよね。
なんだか難しそうな気がして。
でも、今日作ってみたら、思ったより全然難しくなかったわ。しかも、結構おいしく出来たじゃないの、これ!

今回のレシピは、「ル・クルーゼ」だから、おいしい料理から。ル・クルーゼを使って作るローストビーフ
さすが熱伝導がいいお鍋、ほどよくジューシーに火が通るという感じ。
最初、肉をスライスしたときは、肉の中心の色が少し白っぽかったので、「ん?もしかして加熱しすぎて固くなってるのかも?」とややショックだったんだけど、少し時間がたつと、多分空気にふれたせいかな?ほどよい赤みを取り戻し、きれいなピンク色になったよ。


このレシピに出てくる「マスタードソース」というのがまた美味で…。しょうゆとはちみつと粒マスタードとバターを煮詰めるんだけど、単にマスタードで食べるよりぐっと旨みが増す感じ。ダンナもバクバクとおかわりしてくれた。ホントに美味しいんだな。
ローストビーフの隣はクレソンの指定席。やっぱりよく合うね、この微妙な苦味が最高!
今回は500gのかたまりで作ったけど、残すところあと3切れというところまで食べつくしてしまったわ。
シュラスコの香ばしいグリルビーフも大好きだけど、たまにはこういうシットリお肉もおいしいね。
今度はオーブンで焼くレシピでやってみよう。どっちが美味しいかな?


このほかのメニューは、同じレシピ本から「たこのピラフ」。
やはりフェイラで買った生タコをゆでてみじんぎりにしてピラフの具にするもの。
これもルクルーゼで炊きました。ちょっと珍しい風味でおいしかった。
余ったタコは、にんにくオイル漬けにした。これまたワインに合いそうな味で、気に入った。


あとは、昨日NHKで見て無性に飲みたくなった「辰巳芳子のいのちのスープ」。
厳密にはこのスープ、「ポタージュ・ボンヌ・ファム」というものだそうで、うちにあった辰巳さんのレシピ本(というより読み物としてすごく好き)、辰巳芳子の旬を味わう いのちを養う家庭料理にも載っていたのだ。NHKでは、聖路加病院に入院する子ども達のために作ってて、子ども達が喜んでおかわりしていたのだよ。実においしそうだったのだよ。
これも作ってみたら実にシンプルで。セロリやにんじん、じゃがいもを「蒸らし炒め」してスープで煮込み、ミキサーでこして牛乳などで味を整えるだけ。
素朴で優しい味わいは、飽きずに飲めそうなおいしさ…


ここんとこ、料理の神様が遠のいていて、手抜き料理ばかりだったけど、たまにはあれこれ献立を考えてちゃんと作ると楽しいね。
ダンナも満足してくれたようだし、私もおいしく食べられたし、いい夜でした。
それにしても今日はルクルーゼ、大活躍だったな。二つをフル回転!(スープ⇒ローストビーフを楕円26センチで、ピラフを丸22センチで使用)