一番時差を感じる一日


今日は大晦日だ。
紅白を見ながら明るい太陽のもとで洗濯物を干すことになろうとは、
去年の今頃は予想だにしなかったよ。
ブラジルはいま、正午になろうとしているよ。
日本ではいま、紅白も終盤を迎えて、間もなく「ゆく年くる年」が
始まるところだ。


そもそも、ブラジルでNHKが見られること自体、最初は新鮮で。
こちらで放送されているのは、NHKワールドプレミアムといって、
いくつかの抜粋された番組を再編成しているもの。
だから完全に日本の放送と同時進行というわけではなくて、見られる番組と
そうでない番組があるし、時間帯も違ったりする。
たとえば「おかあさんといっしょ」などは、日本の夕方と深夜の2回放送があって、
我が家は深夜4時半からのものを、夕方5時半から見ている…という具合。


晦日の紅白も、なんと再放送があるのだ。
再放送は、こちらの午後8時20分から。これなら大晦日気分が盛り上がるぞ!
いま、仕事に行っている夫も、この再放送なら見られるね。
曲順はNHKのサイトでチェックして。日本の新聞のテレビ番組表がなくてもOKよ。
本当に便利になったもんだね。


さて、これから夕食の支度をしよう。
年越しソバに入れるかき揚げを揚げよう。好物のから揚げもついでに作ろう。
さっきスカイプで話した北海道の実家では、大晦日の夕食には恒例の茶碗蒸しが
出たようだ。
あぁ、ふるさとの茶碗蒸し。食べたくなっちゃったよぅ。


お、ドリカムが登場した!歌う姿を見るの、久しぶりだー。


もうすぐ除夜の鐘か。しーんと冷える夜中に、お寺に鐘をつきに行った
実家での年越しを思い出す。


こちらはさわやかに暑い夏です。青空のもとで、気持ちだけは日本に飛んでいるよ!
日本のみなさま、良いお年を!!


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日本時間で年が明けた瞬間、ここサンパウロでもなぜか花火の音がしたよ!
きっとここに住む日系人がふるさとの新年を祝って花火を上げたのでしょう〜。
さてサンパウロの新年は、どのくらい花火が上がるかな?