甘えん坊になっちゃった


ソグラと初めて対面したアレックス、家族以外の身内に会うのは初めてだ。
もともと人見知りはほとんどしない彼、道端で声をかけてくれるブラジル人のおっちゃんにすら笑顔を振りまくほど、どちらかといえば愛想がいいタイプ。
なのになのに。身内であるおばあちゃんに対しては、実は最初は少し抵抗感?を示していた。
というより、ママがいるのにおばあちゃんに抱かれると、身をよじってママのほうを向き、泣き出すのだ。


どうやら様子を見ていると、最近、後追いってほどじゃないけど、ママの姿を求める場面が増えてきた気がする。
私が外出している間、ババさんに見ていてもらって超ゴキゲンだったはずなのに、帰宅して私の顔を見たとたんにエンエンと泣き出す。
一瞬顔を見せて、ちょっと待っててね手を洗ってまた戻るから…なんて姿を消そうものなら、ママが行っちゃった〜ボクを置いて行っちゃった〜と言わんばかりに、大泣き。


そういう感情が芽生えるほどに、心が成長したのねぇ。
…と、余裕があるときは、可愛いやつだねぇと思えるんだけれど。こちらが忙しいときに「ママじゃなきゃイヤなんだ〜」状態に入ると、もうっ何を甘えたことを言ってるのよ!!となってしまう。
確か、長男はそういう面が非常にクールな赤ちゃんだったから(後追いなんて言葉は彼には存在しなかった)、次男のこのような行動は新鮮で可愛いんだけど…
おばあちゃんがいる時くらいは、ぜひ、おばあちゃん追いを実践していただきたい(笑)


と、最初はややおばあちゃんとの距離があったアレックスだけれど、
さすがに1週間もすると慣れたようで、すっかり仲良しになりましたよ。
でもやっぱりママ優勢には変わりないけどね。
そうじゃないと逆に淋しすぎるか。

評判のイタリアンは本当に美味しかったのだ


何度も行こう行こうと思っていて、店の前まで行ったのに入れなかった大人気のイタリアンレストランに、やっと行くことが出来た。
イタリア系が多く住むというベラ・ビスタ地区にあるその店は、最近の「地球の歩き方」にも掲載されているから、かなり有名な店なんだと思う。
そして誰もが美味しいと勧める店だから、それだけの実力店なんだと思う。
だからもう、すっごく楽しみにしてたのだ。そこのパスタを食べることを!


店員さんのおすすめは、実にブラジル人が好みそうな、ビーフたっぷりのボリュームパスタだった。けれどその日はなんとなく軽めに済ませたかったので、肉なしのバジルソース・くるみ入りを選んだ。
これがすご〜く美味しくて、大当たりであった。シンプルなのになぜこんなに味わい深い?
自分では出せない味だなぁ、と思うようなプロの味。
パスタのゆで具合もばっちり!サンパウロにもこんなに美味しい(まともな固さの)パスタがあるのね…と安心しましたよ、ええ。(でろでろ系が主流ですからねぇ)


もう一つオーダーしたナスのパルミジャーノも文句なしのおいしさで、一同、すっかりこの店がお気に入りになってしまいましたよ。
一品60ヘアイス程度(約3000円)と決して安くはないけれど、パスタなら一皿で3〜4人が十分分け合えるボリュームだし、この美味しさだもの、納得の価格だと思う。
詳しいレポートは、サンパウロソトメシ倶楽部をご参照下さいませ。
こちら。

http://saopaulo.exblog.jp/i10