子どもの数だけ誕生会がある


ブラジル人は誕生日をとても大切にする…と以前から聞いていたけれど、
本当にその通り。
普通、日本の保育園では、月に1度の誕生会があって、その月に生まれた子たちを
まとめてみんなでお祝いするもの。
だけど、コイの通う現地幼稚園では、一人ひとりの誕生日にそれぞれ誕生会が
開かれるのだ。


誕生会のお知らせは、小さいカード(招待状)でやってくる。
園との連絡ノートに、カードが挟まれてくるのだ。
カードには、日付と時間と名前と場所、そして何歳になるのか…が書かれている。
たいてい、会場は幼稚園、時間は2時くらいで、親は参加せずに子ども達と先生だけで
お祝いする…というパターンが多い。
その現場を見学したことはないので、どのような雰囲気なのかわからないけど、
コイの話によると、風船がたくさん飾られた部屋で、とんがり帽子をかぶり、
みんなで大きなケーキを食べて歌を歌うんだそうだ。
そして、小さな袋に入ったキャンディなどのおみやげをもらうんだそうだ。


5歳とか6歳くらいの子の誕生会になると、園ではなく子ども向けパーティ会場を借りて、
親も参加して行うことがときどきある。
確か、こういった会場を貸し切るのは相当なお金がかかるはず…
お金持ちの子どもがそういう誕生会を開いてもらうのだろうな。


さて、そういうわけだから、月によってはもう毎週のように誕生会の案内がやってくる。
お祝いする側からは、500〜1000円程度のプレゼントを持っていくのだ。
今年に入ってから、もうすでに2人の誕生会があり、週末にもう一人ある。
うっかりプレゼントを買い忘れるといけないから、招待カードが届くとすぐに
手帳にメモメモ…。



ところでこの招待状、イマドキのブラジルの子ども達がどんなキャラクターを好むのか
わかって、なかなか興味深い。
写真にあるように、こちらでもキティちゃんは大人気だ。女の子からの招待状は
ほとんどこのキティちゃんカード。
男の子はスパイダーマンとかバズとか。どこの国でも子どもが好きなキャラは
そんなに変わらないものなのね〜。
ケーキもスパイダーマンだったり、キティちゃんだったりするそうだ。み、みてみたい…


我が息子、コイの誕生日は3月。
そのときには、私たちもなんらかの誕生パーティを企画してあげないと。
パーティ会場を借りる財力はないから、園で開くことになると思うけど、
その手順について、先生に聞いてみなきゃならないなぁ、そろそろ。