銀行で海外送金にチャレンジする


とある理由でカナダの銀行に送金する必要があり、昨日、初めて銀行へ行った。
送金名義人であるダンナは多忙で銀行に行く時間はない、それならなんとか私が代理でできないものだろうか…とダメもとで単身(いやアレックスは一緒だったけど)、銀行へ。


そしたらやっぱりダメでした。まずはその銀行に口座を持っていないとダメだと。
夫名義の小切手はあるんだけど、しかもその銀行が発行しているものなんだけど、と食い下がってもダメですと。本人確認(本人署名)が必須であると。
やっぱり厳しいなぁ。身分証明があらゆるシーンで必須であるブラジル、銀行だものなおさら厳しいよね。仕方ないなぁと納得してその日はすごすごと帰宅した。


そして今日、昼休みのダンナをなんとか引っ張り出して、再度、銀行へ。
本人確認だけしてもらったら夫は会社へ返し、あとの手続きは私がしようと思ったのだ。
しかーし。それも甘かった。


何て言うのかな、とにかく、ひとつ物事を処理するのに時間がかかりすぎるのだ。
海外送金ということ自体に慣れていないのかも知れない。に、しても。あまりに遅すぎ、というか手際が悪すぎ…。
今回はカナダドルで送金するのだけれど、どうやら担当の女性、最初アメリカドルで処理しようとしていたっぽい。ドルと言えばアメリカ、と思い込んでいる節があった。
おぉ怖い怖い。大丈夫か、ちゃんとカナダドルで頼みますよ、と再三確認する。ふぅ。


そんなこんなで、トータル1時間くらいかかったんだけど、これが普通なの?
日本の銀行なら、海外送金の専用窓口がちゃんとあって(たいてい大きな支店の2階とかにあるよね?)、そもそも窓口には主要国の為替レートが表示されているよね?
この銀行には、それもない。
だから、今日のレートがいくらか、はっきりわからない。窓口の女性もわかっていない。
こんなんで、いいの???


言葉がカンペキに通じない、というのは置いといたとしても、このシステムって…どうなの?
そもそも、海外送金ということ自体、あまり発生しないのだろうか?
デカセギに行った日本やアメリカからブラジルに送金する、ということは良くあるんだろうけど、その逆はないのだろうか…。
それとも、海外送金専門の銀行みたいなものが存在するとか?


本当に銀行とのやりとりは難しいよ。
次回は、日本語が通じるであろう東京三菱銀行あたりに出向くことにしようかね。